①取り付け前の準備
“かいへい君5”取り付け前にドアチェッカーは外します。
扉のラチェットは飛び出さないようにして、扉はフリーに動くようにする必要が有ります。
閉まり具合や動きがスムーズであることを確かめて下さい。
扉のラチェットは飛び出さないようにして、扉はフリーに動くようにする必要が有ります。
閉まり具合や動きがスムーズであることを確かめて下さい。
②アームの取り付け
取付作業前にアームをネジ4本(組込みネジM5×14)で固定します。
後ろ側の2本のネジは図のようにカバー取付板を挟んで締め付けます。
アームとプーリーが動かないように充分に強く締め付けて下さい。
後ろ側の2本のネジは図のようにカバー取付板を挟んで締め付けます。
アームとプーリーが動かないように充分に強く締め付けて下さい。
③本体取付位置を決定する
3-1)扉を直角に開いて扉の厚みを含めた幅を決定します。
(写真のスケールの位置)をマークします。
3-2)マークより30mm内側がフレームの端の位置となります。
(写真のスケールの位置)をマークします。
3-2)マークより30mm内側がフレームの端の位置となります。
④本体取付の縦方向位置を決定する
(2人で作業するようにして下さい)
扉を閉じた状態で3-2)でマークしたフレーム端位置に本体を合わせL金具の位置が扉の上端に近い位置になるように本体の縦方向の位置を決定して取付穴をマークします。
取付穴は3個縦に並んでいますが取り付け面の状況によりいずれかを使います。
横方向3カ所にもマークします。
扉を閉じた状態で3-2)でマークしたフレーム端位置に本体を合わせL金具の位置が扉の上端に近い位置になるように本体の縦方向の位置を決定して取付穴をマークします。
取付穴は3個縦に並んでいますが取り付け面の状況によりいずれかを使います。
横方向3カ所にもマークします。
⑤L金具取付位置の決定
5-1)扉を閉めた状態でアームを一番短い状態にしてL金具の位置をマークします。
5-2)扉を開いた状態でアームを一番長くした時のL金具の位置をマークします。
このマーク位置が扉を閉じたときの位置よりも外側にあることを確認して下さい。内側にしかならない場合ははアームののびる長さが足りないのでアームをより長いものにする必要があります。メ-カ-に連絡下さい。
5-2)扉を開いた状態でアームを一番長くした時のL金具の位置をマークします。
このマーク位置が扉を閉じたときの位置よりも外側にあることを確認して下さい。内側にしかならない場合ははアームののびる長さが足りないのでアームをより長いものにする必要があります。メ-カ-に連絡下さい。
⑥取付下穴の加工
マークに従って取り付け下穴をφ3,5mmで加工して下さい。
左端も同様に下穴加工します。
左端も同様に下穴加工します。
⑦本体の取付
7-1)下穴に従って本体フレームをネジ止めします。
7-2)左端も同様にネジ止め固定する、必要が有れば他のカ所もネジ止めします。
7-2)左端も同様にネジ止め固定する、必要が有れば他のカ所もネジ止めします。
⑧ L金具の取り付け
8-1)アームが一番短くなる位置から2cmほど引き出した長さでL金具を4本のネジで扉に取り付けます。アームがプーリー側と水平になる高さにしっかり固定します。この時、扉を90°開いてアームの伸びに余裕があることを確認して下さい。
注-1)取付面から蝶番までの奥行きが120mmを超える場合はアームの伸縮の範囲を超えて伸びきれない可能性があるので予め本体とL金具の位置を手で押さえた状態で扉を開閉しアームの伸縮に余裕がある位置であることを確認して下さい。
注-2)アームはSとLの2種類有りますが発注時取り付け面よりドア面までの奥行き及び扉の厚さを明記すれば最適なものが添付されています。
注ー3)取り付け面から扉までの奥行きが120mm以上有る場合は長いアームが必要となりますので注意を要します。
注-1)取付面から蝶番までの奥行きが120mmを超える場合はアームの伸縮の範囲を超えて伸びきれない可能性があるので予め本体とL金具の位置を手で押さえた状態で扉を開閉しアームの伸縮に余裕がある位置であることを確認して下さい。
注-2)アームはSとLの2種類有りますが発注時取り付け面よりドア面までの奥行き及び扉の厚さを明記すれば最適なものが添付されています。
注ー3)取り付け面から扉までの奥行きが120mm以上有る場合は長いアームが必要となりますので注意を要します。
⑨吸着マグネットの取付
扉が閉位置で動かないようにマグネットで吸引して固定します。
扉が閉まった状態で吸着マグネットと鉄板がL=7~10mmになるようにそれぞれネジ止め固定します。
取付後GAP=Lは広くして吸着しないようにしておきます。
扉が閉まった状態で吸着マグネットと鉄板がL=7~10mmになるようにそれぞれネジ止め固定します。
取付後GAP=Lは広くして吸着しないようにしておきます。
⑩電源のつなぎ込み
4端子の端子台奥の2個にAC100Vをつなぎ込みます。
注記:
以後の位置設定時にはものに当たって停止する等の保護が働きませんのでギアヘッドを壊す危険が有りますので必ず手順に従って進めてください。
以後の位置設定時にはものに当たって停止する等の保護が働きませんのでギアヘッドを壊す危険が有りますので必ず手順に従って進めてください。
⑪閉位置センサーの設定
11-1)電源は切って扉をきっちり閉めた状態でセンサーリングを時計方向に回しセンサー板がセンサーに当たる位置で固定します。
11-2)センサーリングを回す際は図のリング固定ネジをゆるめます。調整終了後は固定ネジでしっかり締め付けて固定して下さい。その際センサー板がセンサーのコの字の中心に有る事を確認して下さい。
11-3)センサー固定ネジをL型の金具が動けるように少しゆるめます。
11-2)センサーリングを回す際は図のリング固定ネジをゆるめます。調整終了後は固定ネジでしっかり締め付けて固定して下さい。その際センサー板がセンサーのコの字の中心に有る事を確認して下さい。
11-3)センサー固定ネジをL型の金具が動けるように少しゆるめます。
⑫閉位置の微調整
電源を投入するとゆっくり開き途中で停止し引き返しますが扉は少し開いた位置で停止するはずです。
この引き返して停止する位置が扉が閉まる位置になるので、この停止位置を以下の操作を繰り返し行い扉と柱に隙間が無いように調整を行って下さい。
12-1)電源を一旦切って閉位置微調のネジを時計方向に5~6回まわし電源を再度投入します。扉が閉じて停止する位置が強く当たらず隙間も無い位置かどうか確認し、だめであれば再度調整を行います。
12-2)微調用ネジは時計方向に回すと停止位置はさらに閉まる方向に動きます。
12-3)微調ネジは反時計方向に回すと停止位置は手前(隙間があく)方向に動きます。
12-4)調整が終わったら下側からセンサー固定ネジ(M2×2)でセンサーを固定して下さい。
注記:閉位置調整時は⑨で取り付けた吸着マグネットはGAPを広くして吸着しない状態にして調整を行って下さい。
この引き返して停止する位置が扉が閉まる位置になるので、この停止位置を以下の操作を繰り返し行い扉と柱に隙間が無いように調整を行って下さい。
12-1)電源を一旦切って閉位置微調のネジを時計方向に5~6回まわし電源を再度投入します。扉が閉じて停止する位置が強く当たらず隙間も無い位置かどうか確認し、だめであれば再度調整を行います。
12-2)微調用ネジは時計方向に回すと停止位置はさらに閉まる方向に動きます。
12-3)微調ネジは反時計方向に回すと停止位置は手前(隙間があく)方向に動きます。
12-4)調整が終わったら下側からセンサー固定ネジ(M2×2)でセンサーを固定して下さい。
注記:閉位置調整時は⑨で取り付けた吸着マグネットはGAPを広くして吸着しない状態にして調整を行って下さい。
⑬開位置の設定
13-1)ディップスイッチDGSW1-2をONにして電源を投入する。扉はゆっくり開くので希望する開位置になったときSW1(赤いポスト)を押して読み込ませます、扉はゆっくり反転して閉位置まで引き返します。閉位置で停止した後DGSW1-2をOFFにします。
注記:DGSW1-2は必ず設定後OFFにして下さい。調整時開方向の終点にぶつからないように注意して下さい。ぶつかって無理に停止させるとギアヘッドにムリがかかり壊れます。
調整後吸着マグネットは7~10mmに設定して扉が吸着して風などで開かない事を確認下さい。
注記:DGSW1-2は必ず設定後OFFにして下さい。調整時開方向の終点にぶつからないように注意して下さい。ぶつかって無理に停止させるとギアヘッドにムリがかかり壊れます。
調整後吸着マグネットは7~10mmに設定して扉が吸着して風などで開かない事を確認下さい。
⑭起動スイッチの動作確認
ワイヤレスタッチスイッチやワイヤレスリモコンなどの起動スイッチが付いている時、動作をさせ扉が開閉する事を確認して下さい。
⑮障害物検知感度調整
【障害物検知動作の機能説明】
15-1)扉は安全のため開く時裏側に人が居てぶつかるとその場で停止し、2秒後に再び開こうと動作します。この動作が連続して5回くり返されるとその場で停止し続ける、起動スイッチで復帰します。
15-2)閉じようとする時人が居てぶつかるとすぐに引き返す、この動作が連続5回くり返されると開位置で停止したままとなります。起動スイッチを押すと復帰します。
15-3)感度は上図中のVR3にて調整する、時計方向に回すと感度はあがり弱い力で引き返すようになります。感度を上げすぎると動作が不安定になったり動作できなくなるので注意して下さい。
【重要】感度調整は必ず行って人に当たると引き返したり、停止したりすることを確認下さい。感度を鈍くし過ぎて引き返しや、停止ができないようになっていると人にけがをさせたり、本体が壊れるので十分注意下さい。鈍くしなければうまく動作できない扉は、重すぎたり、動きが悪い扉で“かいへい君5”を取り付けることはできません。
15-1)扉は安全のため開く時裏側に人が居てぶつかるとその場で停止し、2秒後に再び開こうと動作します。この動作が連続して5回くり返されるとその場で停止し続ける、起動スイッチで復帰します。
15-2)閉じようとする時人が居てぶつかるとすぐに引き返す、この動作が連続5回くり返されると開位置で停止したままとなります。起動スイッチを押すと復帰します。
15-3)感度は上図中のVR3にて調整する、時計方向に回すと感度はあがり弱い力で引き返すようになります。感度を上げすぎると動作が不安定になったり動作できなくなるので注意して下さい。
【重要】感度調整は必ず行って人に当たると引き返したり、停止したりすることを確認下さい。感度を鈍くし過ぎて引き返しや、停止ができないようになっていると人にけがをさせたり、本体が壊れるので十分注意下さい。鈍くしなければうまく動作できない扉は、重すぎたり、動きが悪い扉で“かいへい君5”を取り付けることはできません。
⑯ケース及びプーリーカバーの取付
動作の最終確認を行った上でケース、プーリーケースを所定のネジで取付固定して作業は終了です。